2025年01月29日

手織教室

伝統工芸「手織」
 世界中の各地に織物の歴史と文化、技術があります。日本では主に絹織物が発展しました。織物の様式は、腰に紐をかけて織るW腰機WからW高機Wへと発展し、その後機械化が進み、群馬や京都で栄えました。日本の織物の技術は、世界的にみても誇るべきすばらしい物が数々あります。
DSC05961.JPG DSC05993.JPG IMG_3445.JPG
手織を学んでみませんか?
 手織教室では、卓上織機を使用し、はじめての方にも分かりやすいよう、ゆっくりと順を追って進めていく講義内容になっています。糸の染色についても学べ、オリジナルの作品を創ることができます。OB会では、さらに専門的な織物技法を学ぶことができ、本格的な高機(京都稲垣製)もあります。作品例としてショール、マット、裂織やフェルトメーキング等があります。

《令和7年度 前期募集のご案内》
初心者向け手織教室
内 容ストールやテーブルセンターなどを製作します
開催日時
(原則)
4月〜8月(全10回)
毎月第1・3週の金曜日 13:00〜15:00
指導者藤木律子氏
定 員20名
受講料無料 ※ただし教材費として8,000円
申込み終了しました
※事前予約が必要です。受付窓口又は電話でお申し込みください。
※申込期間延長につき、定員になり次第終了となります。
posted by 伝承センター at 13:00| センター案内

和裁教室

伝統工芸「和裁」
 和裁は、日本の伝統工芸の中で衣食住の「衣」を担う大切な文化です。かつては家庭で着物を縫い、生活の一部としてあった和裁ですが、現代では着物離れが進み和裁を知る人も少なくなってしまいました。
DSC05852.JPG DSC05747.JPG IMG_5071.JPG
和裁を学んでみませんか?
 浴衣は和裁の技術の基本となります。今では既製品がたくさん出回っていますが、一から手縫いで浴衣を作ってみませんか?
 また、初心者向けの教室を修了されるとOB会へ入会することができ、各自が作りたいものを自由に縫うことが出来ます。その他にも自宅にある着物の寸法を直したり、羽織や帯などにリメイクすることもできます。

《令和7年度 前期募集のご案内》
初心者向け和裁教室
内 容
和裁の基本技法の習得と、浴衣を縫います
開催日時
(原則)
4月〜6月(全10回)
毎週月曜日 13:00〜16:00
指導者丸崎真弓氏
定 員10名
受講料無料 ※浴衣地は各自持参
申込み終了しました
※事前予約が必要です。受付窓口又は電話でお申し込みください。
※申込期間延長につき、定員になり次第終了となります。
posted by 伝承センター at 13:00| センター案内

鷺流狂言教室

伝統芸能「鷺流狂言」
 現代に通じる笑いを洗練された所作・台詞によって生み出していく「狂言」は、能とともに室町時代に原形がつくられました。江戸時代には幕府の式楽として大蔵流・鷺流・和泉流が三大流派をなし、長州藩お抱え狂言方には大蔵流と鷺流がありました。明治維新によって幕府や藩という後ろ盾を失った各流派は衰退の危機に直面し、なかでも鷺流は家元が途絶え、その芸は、かろうじて佐渡と山口に残されました。
 萩に生まれ、幕末に鷺流を学んだ春日庄作は、明治19年(1886)野田神社上棟式神事能への出演をきっかけに、弟子達に狂言を伝え、山口に鷺流狂言が伝承されました。昭和29年(1954)に山口鷺流狂言保存会を結成、昭和37年には鷺流狂言伝習会が開始され、平成3年からは山口ふるさと伝承総合センターまなび館を技術伝承の場として活動しています。現在は、県指定無形文化財保持者 米本文明氏を中心に約20名の会員により、まなび館での伝習会、小中学校での指導、公演などの活動が続けられています。IMG_4831.JPG IMG_4858.JPG※画像は、まなび館公演 秋の鷺流狂言公演の様子 

鷺流狂言を学んでみませんか?
 伝承センターでは隔年で初心者向け教室を開講しています。伝統芸能=難しいと思われることが多いですが、お気軽に体験してみてください。

《令和7年度 前期募集のご案内》
初心者向け鷺流狂言教室
内 容山口の伝統芸能「鷺流狂言」を学びます
開催日時4月〜6月(全8回) 毎週土曜日 17:00〜19:00
指導者米本文明氏(山口県無形文化財保持者)
定 員15名 ※小学生以上(小学生は保護者同伴)
受講料無料
申込み終了しました
※事前予約が必要です。受付窓口又は電話でお申し込みください。
※申込期間延長につき、定員になり次第終了となります。
posted by 伝承センター at 13:00| センター案内