2013年06月13日

染色教室

令和2年2月11日更新

伝統工芸「染色」  hmaturi21.jpg
「染色」は、世界中で大昔から人々の暮らしに彩りを与えてきました。技術も天然染料も各地にあった工夫と特徴があります。日本では主に京都で集約され発展してきました。日本人の持つ、繊細な色調、卓越した技術は、世界に誇る工芸です。

制作過程は、何十もの工程があり、そのどの工sensyoku2.jpg程も修行を積んだ職人の手技によって作り上げられていきます。着物を例にとると、図案、下絵描き、糸目糊置、色挿し、蒸し、水元、金彩、刺繍と進んでいきます。手仕事で作られる一反の布から着物に仕立て上がるまで、100人の手がかかっていると言われています。


染色を学んでみませんか? 
このような染色に親しみ、技術を習得できる場として、伝承センターでは染色教室を開講しています。hmaturi22.jpg
受講生の方々の希望をお聞きして、年間の授業内容を決めて行っています。講座は、芸術大学で染織の専門教育を受けた講師が担当していますので、伝統的な技術と知識が豊富です。基礎から丁寧親切にわかりやすく説明があります。また、技法の資料も用意されています。いままでに、草木染、型染、ろうけつ染、絞り、藍染、袋物製作、作品の裏打ち技法、日本刺繍等を教室で取上げ、内容はバラエティに富んでいます。

身近な生活用品(手ぬぐい、スカーフ等)から、本格的な染額、お軸まで作ることができます。是非一緒に学んでみませんか。hina02.jpg


受講生の感想 
・新しい体験ばかりで、楽しく勉強しています。
・個性的な人達の中、色々な交わりを通し多くの事を学べる会です。
・一人一人の希望を大切に指導していただき感謝しています。
・自分だけの作品が作れて楽しみです。

初心者向け教室
内 容藍染ストール(綿) 藍染タペストリー(綿)
開催日時10月〜2月(10回) 第1・3週の水曜日 13:00〜15:00
指導者藤木律子氏(手織・染色家)
定 員20名(先着順)
受講料無料(教材費 8,000円)
募 集8月18日に申込み受付を開始する予定です。
(市報掲載予定)

posted by 伝承センター at 16:24| センター案内