2013年05月02日

陶芸教室

伝統工芸「萩焼」  process61.jpg
萩焼は16世紀後半、朝鮮半島からの陶工李勺光・李敬兄弟によって創始されたといわれます。毛利藩御用窯として開窯され、高麗茶碗の技法と独特の土味をもち、「一楽、二萩、三唐津」とうたわれる名陶として、高く評価されてきました。萩焼は萩を中心に、長門や山口など、県内各地に広がりを見せています。山口萩焼は、明治25年(1892)大和作太郎(松緑)によって開かれました。yamatoyasuo1.jpg
大和作太郎は安政2年(1855)萩に生まれ、東光寺窯の職長を務めた後、明治20年頃雅号を「松緑」と名乗り萩の地に開窯します。明治23年には山口町下竪小路の万代彦七により「山口焼」職長として招かれ、萩から山口へ移住。明治25年、宮野村大山路に宮野焼「松緑窯」を開窯したのが山口萩焼の始まりです。
作太郎の技術・精神は脈々と子孫達に受け継がれ、山口萩焼は今なお活発な作陶活動が続けられ、進化しつづけています。

 
陶芸を学んでみませんか? 
山口萩焼は山口を代表する伝統工芸のひとつとして、今後も継承・発展が期待されます。
山口の伝統工芸に親しみ、技術を習得できる場として、伝承センターでは陶芸教室を開講しています。竹重康弘先生の指導により、前期(4〜9月)と後期(10〜3月)に各20名を対象とし、毎月2日間の指導日(計12回)のほか、自由に実習も行われています。togei2.jpg
是非一緒に学んでみませんか? 

○焼き物ができるまで 

粘土作り 粘土選びをした後、フルイ、木槌などを使って粘土を調合します。
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土練り ヘラを使って荒練り・菊練りを行います。
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成形 手びねり、ひもづくり、タタラづくりなど、いろいろな技法を使って形をつくります。
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半乾燥   127.jpg
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仕上げ 成形2日後、少し硬くなった作品に削りや装飾を施し、仕上げを行います。 
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完全乾燥 成形後約2週間陰干しします。
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素焼き 完全に乾燥した作品を、最高温度700度まで9時間かけて焼き上げます。
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下絵付 素焼きの作品に絵付けをします。  123.jpg
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釉薬がけ 浸しがけ、流しがけ、吹きがけなどの技法によって釉薬をかけます。
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本焼成 1250度まで12時間かけて焼き上げます。
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完成 本焼成後35時間徐冷して窯出しをします。サンドペーパーや砥石にてきれいにします。


受講された方の感想をご紹介します
・先生方が手とり足とり教えて頂き楽しく作品作りすることが出来た。仕上りがとてもきれいで感動した。

・とにかく、安く出来ることがありがたい。OB会も楽しそうで雰囲気もよく(わきあいあいと)その中で作品作りしていても、おしえてもらったりして、ありがたかった。

・伝承センターは趣味をのばすことのできる施設である。

・出来上りを家に持ち帰ると、家族が萩焼が出来ちょる≠ニ感動していた。

初心者向け教室
内 容6ヵ月間、伝統工芸「萩焼」作りの基本を学び、その後教室OB会(ほたる会)で3年6ヵ月創作活動ができます。
開催日時前期4〜9月、後期10〜3月
A班:第1火・水曜日 9:30〜12:00
B班:第1木・金曜日 13:00〜16:00
指導者竹重康弘氏(当センター陶芸指導者)
定  員A班:20名 B班:20名(先着順)
受講料無料 (粘土代、釉薬焼成ガス代、撥水剤などは実費負担)
募  集前期は3月17日から、後期は9月18日から申込み受付を開始する予定です。
(市報掲載予定)
★奇数月の最終日曜日には、絵皿への絵付け体験企画(一般参加)も開催されています。

posted by 伝承センター at 11:45| センター案内