2017年01月26日

鷺流狂言教室

伝統芸能「鷺流狂言」
 現代に通じる笑いを洗練された所作・台詞によって生み出していく「狂言」は、能とともに室町時代に原形がつくられました。江戸時代には幕府の式楽として大蔵流・鷺流・和泉流が三大流派をなし、長州藩お抱え狂言方には大蔵流と鷺流がありました。明治維新によって幕府や藩という後ろ盾を失った各流派は衰退の危機に直面し、なかでも鷺流は家元が途絶え、その芸は、かろうじて佐渡と山口に残されました。
 萩に生まれ、幕末に鷺流を学んだ春日庄作は、明治19年(1886)野田神社上棟式神事能への出演をきっかけに、弟子達に狂言を伝え、山口に鷺流狂言が伝承されました。昭和29年(1954)に山口鷺流狂言保存会を結成、昭和37年には鷺流狂言伝習会が開始され、平成3年からは山口ふるさと伝承総合センターまなび館を技術伝承の場として活動しています。現在は、県指定無形文化財保持者 米本文明氏を中心に約20名の会員により、まなび館での伝習会、小中学校での指導、公演などの活動が続けられています。sagiryu (1).jpg sagiryu(3).jpg                      ※画像は、まなび館 秋の鷺流狂言公演の様子

鷺流狂言を学んでみませんか?
 伝承センターでは隔年で初心者向け教室を開講しています。伝統芸能=難しいと思われていますが、お気軽に体験してみてください。

《令和5年度 前期募集のご案内》
初心者向け鷺流狂言教室
内 容山口の伝統芸能「鷺流狂言」を学びます
開催日時4月〜6月(全8回) 毎週土曜日 17:00〜19:00
指導者米本文明氏(山口県無形文化財保持者)
定 員15名
受講料無料
申込み次回は令和7年度開講予定です

posted by 伝承センター at 11:41| センター案内