令和2年2月11日更新
日本人と竹との関わりは古く、縄文時代の遺跡からも竹を素材とした製品が出土しています。しなやかでありながら強靭な竹は、様々な用途に活用できます。竹は、まさに自然からの恵みであり、私たちにとってなくてはならない身近な存在でした。
しかし、近年は、里山の厄介者となり竹害が問題となっています。
かごを編みながら、作る楽しさと同時に、竹の手触り、竹でなければ味わえない温み等々・・・竹製品のよさを実感していただけたらと思います。
竹細工を学んでみませんか?
前期教室では亀甲盛皿を、後期教室では六ツ目盛籠を作ります。
どちらもヒゴは教室で準備します。竹は白竹(晒し竹)を使います。
亀甲編みは鉄線編みともいいます。編み模様が鉄線の花のようだからだそうです。竹のしなやかさ・力強さ・繊細さを感じながらあなただけのオリジナル亀甲盛皿を作りましょう。
六ツ目編みは、私たちがよく目にする編み方です。後期教室では、編み方だけではなく、竹の割り方、曲げ方、削り方など竹の扱い方もできるだけ体験できるように企画しています。
教室に修了され、自分の手で竹を割り、ヒゴをとり、自分の作りたい作品に挑戦してみたいという方のためにスキルアップ教室を設けています。一緒に竹細工を楽しみましょう。
受講生の感想
・完成までは大変と思ったが、やりはじめたら楽しく作品を製作することが出来た。
初心者向け教室 | |
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内 容 | 伝統工芸「竹細工」の基本を学び、その後スキルアップ教室で学ぶことができます。 |
開催日時 | 前期 4〜7月、後期 10〜1月 原則第2・4水曜日 13:30〜15:30 |
指導者 | 田中 勉氏(竹細工研究家) |
定 員 | 10名(先着順) |
受講料 | 教材費 8,000円 |
募 集 | 前期は2月18日から、後期は8月18日から申込み受付を開始する予定です。(市報掲載予定) |